パラメータ変更
リスクパラメータ、レバレッジティア、資金調達率の上下限、ポジション上限、料率表はオンチェーンの設定です。これらの変更は、ブロック内の優先順位の先頭で実行されるプロトコルトランザクションです。 値がチェーン状態なので、変更は報告されるものではなく観測できるものです。あるマーケットの維持証拠金が動いたことを知らされる必要はありません。現在の値も、過去の任意のブロック時点の値も読み取れます。 設定キーにはバージョンもあります。数値ではなく値の形そのものが変わる場合、新しい形は新しいキーの下に書き込まれ、古いキーは読み取れるまま残ります。設定をその都度解決するクライアントは、変更をまたいでも動き続けます。キーのパスをハードコードしたクライアントは、古い値を黙って読み続けるのではなく、その場で気づきます。ステートモデルを参照してください。挙動の変更
実行の挙動を変えるのは、数値を変えるより難しい問題です。すべてのバリデータが、まったく同じ瞬間に変更を適用しなければならないからです。ノードごとに違うタイミングで届く変更はロールアウトではなく、フォークです。 Intentionはこれをオンチェーンのゲートで扱います。各ゲートはブロック高を保持する1つの状態キーで、その高さから新しい挙動が始まります。新しい挙動を無効のまま配布バイナリには入るが無効
ゲートを書き込む未来のブロック高を持つ1つの状態キー
全バリデータが同じ高さを読む
まさにそのブロックで挙動が切り替わる
その高さは未来でなければならないすでに過ぎたブロック高にゲートを設定することはできません。この1つの規則が、変更を同時にします。
ゲートがなければ無効履歴をリプレイするノードは、その高さではキーを読み取らず古いコードパスを通ります。互換性マトリクスがなくても、リプレイは正しいままです。
実行中のバージョンで読み取るキャッシュからは読みません。古いブロックのリプレイ中に現在の値を読めば、今日のルールを昨日の履歴に適用することになります。
予告期間
予告の長さは、その変更がすでに持っているポジションに与えうる影響に見合わせます。
最後の行は抜け穴ではなく、実際の例外です。引き締めに1週間待たなければならないポジション上限は、それが必要とされたまさにその1週間、何もしないポジション上限です。この例外を使う場合は、変更内容と理由を併せて公表します。
変えられないもの
すでにコミットされたブロックに適用されたルールです。 どのルール変更も、記録された時点では未来だった高さで発効します。したがって古いブロックのリプレイでは、常にその当時有効だったルールが適用されます。あるルールが過去のあるバージョンで有効だったかという問いの答えは1つしかなく、今日の答えは1年後の答えと同じです。 これは公表された方針より強い保証です。プロトコルが履歴を書き換えないという話ではありません。過去に始まったルールを表現する手段が、仕組みとして存在しないという話です。ステートモデルを参照してください。告知
このページの予告に関する約束は、2026年9月20日のパブリックテストネットから適用されます。プライベートテストネットはパラメータと挙動を予告なく変更します。それらを調整するために存在するネットワークだからです。
次に読む
プロトコル変更履歴
何がリリースされたかの、日付付きの記録です。
上場と上場廃止
マーケットの変更と、その予告期間です。
ステートモデル
設定キーにバージョンがあり、その都度解決される理由です。
レバレッジ
リスクパラメータの変更が、建っているポジションに何をするかです。