構造
スプレッド
最良売り気配
50,000 − 49,950 = 50ミッド49,975
最良買い気配
1.0の成行買い0.2は50,000で約定
0.3は50,100で約定
0.5は50,200で約定平均 ≈ 50,130で、最良気配に見えて
いた50,000ではありません。この差が、
成行注文が隠すコストです。
0.3は50,100で約定
0.5は50,200で約定平均 ≈ 50,130で、最良気配に見えて
いた50,000ではありません。この差が、
成行注文が隠すコストです。
売り注文(売り手)
買い注文(買い手)
優先順位
注文はまず価格、次に時間の順で約定します。 価格については自明です。より高い価格を出す買い手が、より安い買い手より先に処理されます。大半の取引所と違うのは、時間の扱いです。 「時間」とは、コミット済みブロック列における注文の位置であり、ノードに到達した時刻ではありません。 同じブロックに入った2つの注文の先後は、すべてのバリデータがコンセンサスでコミットされたデータから同一に計算します。ネットワーク上の近さをどれだけ詰めても変わりません。ブロックとブロックの間では到達順が依然として意味を持ちますが、ブロックの内側にマイクロ秒の競争は存在しません。 シーケンシングのルールがこれをさらに強めます。同じブロック内では取り消しがテイカー注文より先に実行されるため、古くなった気配は引っ込めることができ、取り消しと同時に届いた注文に拾われることはありません。注文を出す前に板の厚みを読む
表示されている気配は最良買い気配と最良売り気配です。注文がそこに置かれている数量より大きければ、その価格で約定するわけではありません。 上図の板の売り側をたどると、次のようになります。
0.2の成行買いは50,000ですべて約定します。1.0の成行買いは3つのレベルすべてにまたがって約定し、平均価格はおよそ50,130です。最良気配に見えていた50,000ではありません。
成行注文に、その数量が実際に消費する板の厚みから導かれる上限価格が付くのはこのためです。大きな注文を時間や価格に分けたほうが、一度に取るより通常は安く済むのも同じ理由です。
板に対して大きい注文を出す前の習慣として有効なのは、最良気配だけでなく、その数量が到達する最悪の価格を計算しておくことです。この2つの数字の差が、成行注文が隠しているコストです。
価格は整数
板の価格はマーケットのティックサイズの整数倍であり、数量はロットサイズの整数倍です。実行パスに浮動小数点は一切ありません。2つのノードの間で丸めが食い違えば、それはフォークだからです。精度と丸めを参照してください。板に表示されないもの
条件付き注文は板に載りません。ストップ、テイクプロフィット、その他の条件付き注文は、価格を監視する別の領域に置かれます。トリガーされるまでは、キューの位置を占めることも板の厚みに寄与することもありません。 実務上の帰結として、値動きの速い局面では、板が示すよりも実際の厚みが薄いことがあります。トリガーが集中した価格帯を相場が抜けると、見えていなかった注文がまとめて実在の注文に変わり、しかもそのすべてが同じ側に出るからです。次に読む
注文タイプ
板に置ける注文の種類と、板に残るものとテイクするものの違いです。
成行注文
板の厚みから導かれる上限価格が成行注文をどう守るかです。
トランザクションの順序付け
同じブロック内で取り消しがテイカー注文に勝つ理由です。
マッチング
カーネル内部で板がどう構成され、どうたどられるかです。